野球部初の満塁本塁打
【1982年7月20日・保土ヶ谷球場・延長11回
(全国高校野球神奈川大会)】
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 |
5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 計 |
厚木北 | 0 | 0 | 0 | 1 |
0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 |
4 | 7 |
松陽 | 0 | 1 | 2 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 3 |
毎年夏の神奈川大会で発行される大会誌に神奈川大会記録集があります。
この中で唯一厚木北高校野球部の記録として記載されているのが,
1982年の中村勇選手(第3期生)が打った満塁本塁打です。
今回はその当時録画したビデオテープを再生し振り返ることにした。
これはアルバイトで貯めたお金で買ったビデオデッキで初めて録画した
厚木北高校野球部の試合でもあった。
なにせ20年以上前に録画したテープなので所々映りが悪かったがどうにか
試合終了まで見ることが出来た。
先発投手は背番号9の内藤だった。その内藤が2回先頭打者に本塁打を
打たれて1点取られた。
3回も連続長短打を打たれて無死1,3塁のピンチとなり,エース坂口が
登板した。しかし坂口は右前安打を打たれて1点。一死満塁から再び
右前安打を打たれて3点リードされた。
厚木北は4回二塁打で出塁した中村を3塁へ進塁させて水谷のスクイズで
1点返した。
9回は二死から後藤の中前安打と代打・小林の内野安打で二死1,2塁。
ここで中村が左越の二塁打を打って同点となった。
そして延長11回は先頭打者の坂口が二塁打で出塁。後藤の犠打野選と二盗
小林が敬遠四球で無死満塁となり中村がカウント2−1から本塁打を打って
勝つことが出来た。大会史上10人目の満塁本塁打だった。
緒戦の舞岡戦に続く勝利で,1大会2勝は3年目で初めてだった。
次戦は春の選抜に出場した横浜商が相手で3回まで0−2だったが
4回と5回に6点づつ取られて5回コールドで敗れた。
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