野球部初のベスト8進出

【2003年7月26日・保土ヶ谷球場 (全国高校野球神奈川大会)】
チーム
逗葉
厚木北

「Heaven's Drive」というHPで大会前に出場校に7段階の評価をして,
シード校の山を1ブロックとして組合せ順に公表していた。
どのシード校も「C」(狙うはベスト8。波に乗れば優勝争いに絡んでくる
)以上という評価でよいよ厚木北のブロックの公表の時が来た。
秋季県大会ベスト8の立花学園と好投手・吉田の城郷は「C」評価だったが
厚木北の評価は期待に反して「D」評価だった。
大会開幕翌日に「Heaven's Drive」管理人の涼氏に「D」評価の理由を
聞いたところ「秋季県大会に出場出来ず,春季県大会は地区予選2位で
代表決定戦でやっとの出場だったから」と述べていた。
しかし厚木北はその評価を覆し,17年ぶりに5回戦進出を決めた。

先発の1年生・大田は初回一死2,3塁から失策で先取点を取られたが
その裏厚木北は一死2,3塁から岩田のスクイズと菊池の右線安打で逆転
し,そして3回は二死2塁から敵失と石井の二塁打で2点追加した。
大田は4回二死2塁から左前安打を打たれて1点返されたがその裏厚木北は
二死満塁から岩田の三塁打で3点追加した。
大田は6回二死3塁から暴投で1点返されたが,その裏厚木北は一死3塁
から山崎,岩田,菊池の3連打で2点追加した。
7回から登板した小山が1安打4三振の力投で無失点に抑え,
厚木北高校野球部初のベスト8進出を決めた。

翌日の準々決勝の横浜商大高戦は3対10で敗れて野球部史上最も長い夏
が終わった。
数日後,神奈川新聞にベスト8まで勝ち残った高校のチーム成績と個人成績
が掲載された。
チーム打撃成績は桐蔭学園に及ばなかったが3割7分2厘で2位だった。
個人打撃成績も30傑に鈴木,小澤,菊池,山崎,山田,岩田,石井と7人
もの選手が3割以上打って入っていた。




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