夏の大会で初の劇的なサヨナラ勝ち

【2009年7月19日・大和引地台球場 (全国高校野球神奈川大会)】
チーム 10 1112
茅ヶ崎
厚木北

大会前からここまで勝ち続けてほしいと願っていた日曜日の3回戦。
昨年と同様に大勢の野球部後援会会員や野球部OB達が駆けつました。
先発の鈴木玲は2回一死から連続安打で1,3塁のピンチ。
ここで相手のスクイズが決まり先取点を取られた。
その裏厚木北は二死満塁から押出し四球と内田の内野安打で逆転した。
毎回安打の走者を出した鈴木玲が6回に先頭打者に安打を打たれて降板。
ここで登板した中里は二死2塁から右前安打を打たれて同点にされた。
9回から両チームの攻防が激しくなってきた。
9回表二死から中前安打と連続四球で満塁のピンチ。四球の多い中里が
カウント2−3にした場面で押出し四球を覚悟したが投ゴロでピンチを
切抜けた。
その裏厚木北は先頭の有吉が中前安打で出塁。犠打で一死2塁の
サヨナラのチャンスを掴むが連続三振で無得点。
10回表一死2塁から暴投で走者を3塁に進めサヨナラのピンチを迎えた。
カウント1−3から相手のスクイズはファウルになった。
ここで捕手の内田はもう一度スクイズがあると読んで中里にカーブを要求。
再度のスクイズは1塁寄りの投飛となり,3塁へ転送して併殺打となった。
その裏は厚木北は一死から市川が右前安打で出塁。犠打で2塁進塁後,
田中の左前安打で二死1,3塁となり,ここで期待の4番・今村の打席。
しかし今村は左飛に倒れてこの回も無得点。
11回と12回表は3者凡退で迎えた12回裏の厚木北の攻撃。
一死から富樫がレフト線への二塁打で出塁。次打者の市川の初球が暴投で
富樫は3塁へ進塁した。打率4割台の市川の打撃に期待したが右飛で二死。
次打者の内田はカウント1−2から相手投手が自信を持つ直球を待った。
内角低めに予想通りきた直球を打って打球は1,2塁間を抜けて
12イニングの激闘に幕を引いた。


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