ベンチ入り選手全員出場でAリーグ優勝
【2009年11月23日・愛川高校グランド(Aリーグ)延長12回】
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 |
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 計 |
厚木北 | 1 | 0 | 2 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
0 | 3 | 7 |
愛川 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 |
0 | 1 | 5 |
この年は厚木清南が部員不足の欠場で5校によるリーグ戦になった。
第1戦の厚木戦は序盤から相手を圧倒して7回コールド勝ち。
第2戦の厚木東戦は9回に追いつかれたが延長戦で勝ち越し。
第3戦の厚木西戦は3回厚木西が押出し四球で先取点を取るとその裏
連続長短打で同点にした後,二死満塁から押出し四球で逆転。
7回厚木西が再逆転するとその裏難波の2点本塁打で再々逆転。
3連勝で優勝に王手をかけた。
ここまで厚木北はAリーグの3戦で18名の選手を起用。さらに愛川戦で
未出場の7名から5名の選手をスタメンで起用。残りは2名となった。
厚木北は初回市川のランニング本塁打で先制。
さらに3回二死1,3塁から難波の二塁打で2点追加して3点差になった。
未出場2名の選手も5回と6回に代打で起用し,
Aリーグで初めてベンチ入り選手全員の出場が実現した。
5回迄3安打無失点に抑えていた先発の浅木が6回二死2,3塁から
中前安打を打たれて2点取られ,8回は本塁打を打たれて同点にされた。
厚木北は9回以降毎回3塁迄走者を進める猛攻も決定打がなかなか出ない。
9回は一死満塁のチャンスを生かせず無得点。
10回は二死1,2塁から河村の左前安打でようやく1点勝越した。
その裏,9回から登板した三角が長短打でいきなり無死1,3塁のピンチ。
二死まできて優勝迄アウト1つに迫ったが中前安打で再び同点。
11回は二死満塁のチャンスを生かせず無得点。
その裏三角は二死1,2塁のピンチを切抜ける。
12回は一死満塁から市川の二ゴロの間に3塁走者生還。遊ゴロ失策で1点
追加後,菊地原の左前安打でもう1点追加した。
その裏三角は無死から連続二塁打で1点取られたが,後続の打者を抑えて
9年ぶり3度目の優勝。全勝優勝は12年ぶり。
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