延長10回,奇跡の逆転サヨナラ勝ち

【2011年8月24日・相模田名G(秋季県大会北相地区予選)】
チーム 10
弥栄 11
厚木北 12

厚木北,相模田名,弥栄,上溝南の4校で始まった秋季県大会北相地区予選は
前日の試合で相模田名と弥栄が勝ち,午前の試合で相模田名が前日に続いて連勝。
これで弥栄戦は敗れれば厚木北の予選敗退が決まる重大な一戦となった。
試合は1対1の同点から5回表に4点取られたらその裏同点に追いつき,
さらに6回表も3点取られたらその裏再び同点に追いつく大変な試合となった。
しかし延長10回表一死3塁から連続長打と左前安打で3点取られ,極めて不利な形勢となった。
その裏厚木北は先頭の稲葉が二塁打で出塁したが二者凡退でついに絶対絶命のピンチとなった。
ここで主将の山口が二塁打で1点返したが,まだ絶対絶命のピンチに変わりがない。
ところが次打者の初球が暴投となって山口は3塁進塁。
相手投手は動揺したのかストライクが取れず四球で同点の走者を出してしまった。
ここで弥栄は投手を交代させた。それでも一死で終わる厚木北の絶対絶命のピンチに変わりがない。
ここで生松の右前安打で3塁走者が生還したが,まだ1点弥栄がリードしている。
ところが右翼手が打球を後逸して1塁走者も生還して同点に追いついた。
こうなると立場が変わって相手の弥栄が絶対絶命のピンチである。
ここで齊藤柾の二塁打でついに奇跡の逆転サヨナラ勝ちとなった。
厚木北は次戦の上溝南にコールド勝ちして5年連続秋季県大会出場を決めた。
5年連続秋季県大会出場は25年ぶり2度目である。


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