野球部初の開幕戦

【2001年7月12日・横浜スタジアム・7回コールド (全国高校野球神奈川大会)】
チーム
厚木北   11
藤沢北   

1980年初出場以来横浜スタジアムでなかなか試合が出来なかったが,
石野大輔が主将だったこの年はなんと開幕戦で試合をすることになった。
6月9日の抽選日に野球部は藤沢北高校グランドで練習試合をしていた。
対戦相手はなんと目前で試合をしている藤沢北だったのだ。
抽選終了後,取材している記者から過去の対戦について聞かれた石野は
「いや,実はちょうど今試合をしているところなんです」と答えたので
その事が翌日の神奈川新聞で話題になった。
くしくも前哨戦となった練習試合は8−3で厚木北が勝った。

初回厚木北は2四死球と犠打で一死2,3塁のチャンスを作り,山口の
レフトフェンス直撃の安打で2点先取した。
先発の浜田がその裏同じく一死2,3塁のピンチから内野安打で1点
返された。
2回厚木北は二死から石川真の四球と盗塁でチャンスを作り石野の中前安打
で1点追加。
3回は山口の左前安打,後藤の犠打,小倉の中前安打で一死1,3塁となり
小島の中前安打で1点追加した。
3回裏浜田は二死3塁で二塁打を打たれて1点返されたが,
4回厚木北は二死から渡邊が三ゴロを打ったが三塁手が1塁へ悪送球を
投げて2塁へ進塁。山口の中前安打で1点追加した。
6回は一死から石川真が内野安打と盗塁でチャンスを作り石野の二塁打で
1点。渡邊が四球で出塁した後,山口の走者一掃二塁打で2点追加した。
7回は小島と石川真が四球で出塁して二死1,2塁となり,石野の三塁打と
渡邊の内野安打で3点追加した。
その裏浜田が先頭打者を四球で歩かせたところで黒澤がリリーフ。
黒澤が後続を抑えて、夏の大会3年ぶりのコールドで開幕戦を勝利で
飾った。

2回戦の相手は春季県大会で1点差で惜敗した第1シードの鎌倉学園。
雪辱を誓って臨んだが2−5で再び敗れた。




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