秋季県大会初のベスト16進出

【2015年9月12日・いせはらサンシャインスタジアム(秋季県大会・3回戦)】
チーム
柏木学園
厚木北

 春夏合わせて4回のベスト16進出(この内ベスト4が1回。ベスト8が1回)があるが
 秋季県大会ではこれまで6回のベスト32で最高成績が留まっていた。
 最もベスト16に近づいたのは2008年の秋季県大会の市川崎戦。
 2点リードを逆転されたが同点に追いついて延長戦に突入した。
 延長11回。3塁に走者がいる場面でスクイズを外す球が暴投になるサヨナラ負けだった。

 2015年の秋季県大会は川崎北や弥栄で実績十分の加賀谷実先生を新監督に迎え,
 さらに県大会の組み合わせを見ても上位進出を狙えるチャンスであった。
 そして迎えた3回戦の球場は「いせはらサンシャインスタジアム」。
 この球場は伊勢原球場の名の頃から厚木北高野球部にとってあるジンクスがある。
 それは伊勢原球場一塁側ベンチの試合はこれまで敗れた事が無いというジンクスで,
 前週の2回戦でもこの球場の一塁側だった。
 (私は「伊勢原球場一塁側の不敗神話」と呼んでいる)
 それでは三塁側の時はどうかというと私が観戦した試合ではある時期迄
 本当に不思議な事にまったく勝てなかった。

 初めて3塁側で勝てたのは2010夏の瀬谷西戦だった。
 以前と何が違っていたかというと夏大会だったのでネット裏ではなく
 3塁側で観戦したことだった。(春又は秋の公式戦はネット裏で観戦していた)
 そして翌年の春季県大会で8年ぶりのベスト16進出の機会が訪れた。
 しかし球場は伊勢原球場でベンチは三塁側だった。
 前年夏の試合を思い出した私は試しに三塁側で観戦する事にした。
 この試合は先取点を取られたが逆転した7回の守備の一死満塁のピンチで
 犠飛と中継した内野手の本塁悪送球で2塁走者も生還して逆転された
 と思われたが3塁走者の離塁が早かった事に気付きアピール。
 3塁走者をアウトにして無失点に抑えたという奇跡で勝てた。

 長くなりましたが過去のこうした思いを胸に秘めてこの試合も三塁側で
 観戦する事になりました。
 先発の宮田は散発3安打と無四死球で無失点に抑えていたが
 味方も相手投手を攻略出来ず0対0で迎えた9回裏二死1塁の場面で
 宮田の左線二塁打でようやくサヨナラ勝ちした。
 今回の勝利で今後いせはらサンシャインスタジアムの3三塁側の試合は
 ネット裏ではなく三塁側で観戦する事になりそうだ。


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